LED電球の消費電力は,白熱電球と比べて約1/5程度,電球型蛍光灯とは同等程度となる. また,白熱電球の寿命は 1000-2000時間程度,電球型蛍光灯の寿命は 1万3000時間程度に対して,LED電球の寿命は 4万時間程度と大幅に長い.
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それぞれ,1日10時間使ったとして計算すると,白熱電球 3か月-6か月,電球型蛍光灯が約3年7か月,LED電球が約11年となる. 1年間使用した場合の電気代で見てみると,白熱電球が 2492円,電球型蛍光灯が 551円,LED電球が 551円となる.
20141004_車両用交通信号灯器_電球信号機_積雪_雪_1005_DSC0028420141004_車両用交通信号灯器_電球信号機_積雪_雪_1005_DSC00286
それぞれの購入金額は,白熱電球が300円,電球型蛍光灯が1000円,LED電球が2000円tとなる. さらに10年使った場合で計算すると,白熱電球が20ー40回の交換となり購入金額は 6000円-12000円,電球型蛍光灯が2回の交換で購入金額は2000円,LED電球は買い替えなしで購入金額2000円となる. 実は,電球交換のための人件費の方が高額であったりする.
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日本全体の照明がLED(発光ダイオード)に置き換わると,1800億kwの節電となり,原子力発電所26基分が必要なくなる. ただし,初期費用は15兆7000億円もかかる. このように,節電目的から家庭や事業所などで,LED照明の導入が急速に進んでいる.
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標準的な交差点の場合,横断歩道が4本ある. 車両用信号機が4灯,歩行者用信号機が8灯となり,この組み合わせで1基を構成している. 信号機1基の電気料金は,白熱電球式で月額約6000円にもなる. これに対して,LED式だと約2000円と大幅に低減できる. 交通信号機の電気代は都道府県の公安委員会が負担しているが,千葉県内全ての信号機がLED式に切り替えれれば年間3億円の電気代が削減される. さらに,長寿命だ. 交通信号機の場合,直接命にかかわることがああるため,安定して点灯して故障が少ないことが非常に重要となる.
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LED式信号機には,もうひとつ大きな利点がある. 白熱電球の場合,効率よく点灯させるために,電球の後ろ側に半球状の反射板がついている. だが,朝方や夕方(西日)の太陽の光が水平方向から入ってくると,この反射板に光が反射して,青と赤が見分けられないことがある. これを疑似点灯という. これが原因で,交通事故が何件も起きている. LED式は自から発光するため,このようなことがおきない.
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このようなことから,各交差点に設置されている信号機が,急速にLED式に変更されている. だが,北海道や東北地方,北陸から,このLED式信号機に対して「なぜLED信号にした!」,「LED信号機は役に立たない!」といったクレームが出ている. それはなぜか..続きを読む