JR津田沼駅南口前の,36ha もある広大な農地の再開発が進んでいる. 新しい街は,音楽が盛んな土地がらから,奏の杜(かなでのもり)と命名された.
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奏の杜には,高層高層マンションのザパークハウス津田沼奏の杜(721戸)がすでに入居ずみで,さらにザレジデンス津田沼奏の杜(869戸)を建設している. その奏の杜の学区は,習志野市立谷津小学校(千葉県習志野市谷津5丁目)となる.
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谷津小学校は,国道14号(千葉街道)から,JR津田沼駅に向かうJR津田沼駅南北通路(習志野市都市計画道路3-4-19号線/習志野市津田沼谷津線)と習志野市道00-101 が交差する角地に位置する.
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1950年(昭和25年)1月に,津田沼小学校の谷津分校として開設し,1950年(昭和25年)4月に谷津小学校が誕生した. 現在の児童数は 858人, 26学級,学校の土地面積は 1万4143m2. 児童1人あたり面積は 16.48m2 と,習志野市内16小学校の中でいちばん狭い.
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しかしながら,再開発地の奏の杜内に巨大な高層マンションがつぎつぎに建てられ,このままの学区ならば,数年後には 2000人規模の児童をかかえるマンモス校となることが予想されている.
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この場所は第一種住居地となっているため,建物の上限は 10m となる. 校舎は一部4階建てであるが,現時点においても建築基準法上適合しいな建物となっている.
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校舎は,すでに50年以上経過しているが,同じ場所に再建すると今よりも少ない児童数しか収容できなくなってしまう. この状態を回避するため,谷津幼稚園の一時移転と,第一中学校敷地内に高学年(5-6年生)用の新校舎を建設することを検討している. そもそも,奏の杜の7000人規模の開発であれば,小学校の新設が必要だったのではないかと指摘する不動産関係者もいる.
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JR津田沼駅南口農地再開発により,奏の杜地区の道路は大幅に拡幅されていたが,谷津小学校の前の津田沼谷津線の道路は狭く,通学する児童も危険な状態となっていた.
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そこで,谷津小学校グラウンドの道路側の一部を削り,道路の拡幅工事をおこなっていた.
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グラウンドが削減される分を,隣接する民家の用地を取得することにより,学校の土地面積を維持させた. 習志野市は,この用地取得などに約3億円の予算を使った.
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すでに,道路の拡幅工事は完成しており,歩道も含めて 16m クラスの道路となった...続きを読む