妖怪ウォッチは,任天堂の携帯型ゲーム機(ニンテンドー3DS)向けに2013年7月に発売された. 当初は平凡な売り上げだったが,テレビ東京系で2014年1月8日よりアニメが放送されたことで大ブレイクした.
20160103_妖怪ウォッチ_ジバニャン_03220160103_妖怪ウォッチ_ジバニャン_022
妖怪ウォッチのゲームソフト出荷本数は 600万本以上,妖怪メダルの累計出荷数は 2億枚を販売し,妖怪ウォッチ関連グッズ売り上げを加えると,商品市場規模 2000億円を超えている. 妖怪ウォッチの関連グッズは,一時ネット上で2倍-4倍の高値で取引され,新種を販売する量販店には転売目的も含めて 1000人以上が行列することもあった. このままだと,「ポケモンは妖怪に食われてしまう」といった状況だった.
20160103_妖怪ウォッチ_ジバニャン_06220160103_妖怪ウォッチ_ジバニャン_072
妖怪ウォッチの対象世代やビジネスモデルは,ポケットモンスターとよく似ているといわれるが,他のキャラクタ市場規模と比較すると,ポケモン 4兆2000億円,アンパンマン 1兆1000億円,ハリーポッター 1兆8000億円,ドラゴンボール 3000億円,エヴァンゲリオン 1500億円,ワンピース:1000億円となっている.
ビビット南船橋の妖怪ウォッチバラエティーショー.
20160103_ビビット南船橋_妖怪ウォッチ_ショー_1444_DSC0250320160103_ビビット南船橋_妖怪ウォッチ_ショー_1433_DSC02498
1996年に販売され19年も続くポケモンには遠くおよばないが,妖怪ウォッチもかなり大きな市場となっているのは確かだ.
20160103_ビビット南船橋_妖怪ウォッチ_ショー_1433_DSC0250120160103_ビビット南船橋_妖怪ウォッチ_ショー_1443_DSC02502
JR東日本が夏休みにポケモンスタンプラリーを開催しているが,西武鉄道では妖怪ウォッチスタンプラリーを開催し,関東圏以外からも参加するような熱狂ぶりだった. あまりにも品薄が長く続くため,飢餓商法ではないかといった噂まで流れた.
20160103_ビビット南船橋_妖怪ウォッチ_ショー_1505_DSC0251120160103_ビビット南船橋_妖怪ウォッチ_ショー_1506_DSC02521
妖怪ウォッチの特徴は妖怪メダルだろう. 妖怪メダルは,妖怪を召喚する際に必要なメダルとなる. もともとは,牛乳瓶の蓋から展開したもので,メダルには,ZメダルやUメダルなどがあり,妖怪ウォッチバスターズからBメダルが登場する. 妖怪Bメダルの表面はその妖怪の図柄で裏面にQRコードが貼られている.
20160103_ビビット南船橋_妖怪ウォッチ_ショー_1506_DSC0251620160103_ビビット南船橋_妖怪ウォッチ_ショー_1506_DSC02513
QRコードはゲームと連動し,任天堂3DSの本体カメラでBメダル裏面のQRコードを読み取ることで,色々なものが手に入れることができる. このQRコードとは何者なのか....続きを読む