1872年(明治5年)9月,東京新橋駅‐横浜駅(現,桜木町駅)間をイギリスから輸入した蒸気機関車が走った. これより,日本の鉄道は急速に発展を遂げた.
当時の新橋駅.
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この鉄道の成功から,(初代)総武鉄道の市川駅‐(船橋駅)‐(千葉駅)‐佐倉駅間が1894年(明治27年)7月に開業する. 当時の乗車時間は,市川駅から千葉駅まで 50分(現在は22分)だった.
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それに1年半遅れて,房総鉄道(現,外房線)として蘇我駅‐大網駅間が1896年(明治29年)1月に開業し,1896年2月には蘇我駅‐千葉駅間が開通する. (初代)総武鉄道房総鉄道は,1907年(明治40年)に国に買収され国有鉄道となる.
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その後,東京湾側に木更津線(現,内房線)として蘇我駅‐姉ケ崎駅間が1912年(明治45年)3月に開業する.
当時の千葉駅(左). 当時の総武鉄道の機関車
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戦後,千葉の埋め立て地に川崎製鉄(現,JFE)千葉製鉄所などが開設され,1963年(昭和38年)9月貨物専用線の京葉臨海鉄道臨海本線が,蘇我駅‐北袖駅間に開業する. JFEスチールやコスモ石油,出光興産,住友化学からの(への)物資を,鉄道を使って関東圏や日本全国へ運搬するためだ.
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貨物量の増大にともない,山手貨物線(現在の埼京線と湘南新宿ライン)の外側に,新たに貨物専用の東京外環状線が計画される.
蘇我駅に停車する,JR貨物のEF210形電気機関車(愛称はECO-POWER桃太郎).
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東京外環状線(現在の武蔵野線,京葉線,りんかい線など)は,首都東京を中心に放射状に走る総武本線,常磐線,東北本線,中央本線,東海道本線の5幹線を相互に接続する路線として構想された.
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その一部が京葉貨物線で,千葉貨物ターミナルと東京貨物ターミナルを結ぶ貨物専用路線だった. 千葉貨物ターミナルは,現在の京葉線の稲毛海岸駅と千葉みなとの中間あたり(現,ミハマニューポートリゾート周辺)にあった.
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そして,京葉貨物線として,1975年(昭和50年)5月千葉製鉄所の専用線を利用して,蘇我駅-千葉貨物ターミナル駅間が貨物専用線として先行開業する. だが,時代は鉄道輸送からトラック輸送に変わっていた...続きを読む