1995年(平成7年)1月の阪神淡路大震災(兵庫県南部地震M7.3)では 6434人が亡くなった. 死者の 80% は木造家屋が倒壊して下敷きになった圧死だった. 朝 5:46 に発生した地震だったため,まだ就寝中の人が多かった.
▼2007年1月時点の旧船橋市立船橋小学校.
1978年の宮城県沖地震(M7.4)の被害を踏まえて,1981年(昭和56年)に改正された建築基準法以前の古い基準のビルにおいては,中層階部分のみつぶれるパンケーキクラッシュが多数起こった. 三菱銀行兵庫支店(1968年建設), 兵庫県薬剤師会館(1967年建設), 第一勧業銀行神戸支店(1926年建設)などが崩壊した.
この教訓から,国は建築物の耐震改修の促進に関する法律(通称,耐震改修促進法)が2005年に制定された. その後も,2004年(平成16年)10月に新潟県中越地震(M6.8直下型),2005年(平成17年)3月に福岡県西方沖地震(M7.0)などが起き,2005年(平成17年)10月に改正耐震改修促進法が成立した.
▼2010年10月時点の旧船橋市立船橋小学校.
今後くるでろう大規模地震に備えて,学校や病院などの建築物や住宅の耐震診断をし,改修を早急に進めるため,数値目標を盛り込んだ計画の作成が都道府県にに義務付けられ,市町村は策定することが望ましいとされた. 2015年度(平成27年度)末までに,少なくても90% を達成する数値目標(達成期間)が設定された.
▼2012年8月時点の旧船橋市立船橋小学校.
さらに,2008年(平成20年)6月に岩手宮城内陸地震(M7.2 )などが頻発,特に2011年(平成23年)3月31日に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震Mw9.0)では,これまでの想定をはるかに超える巨大な地震と津波により,戦後最大の人命が失われた.
にさらに耐震改修促進法が改正(2013年11月施行)され,不特定多数の者が利用する大規模な建築物は,2015年(平成27年)12月末日までに,耐震診断の結果を所管行政庁に報告しなければならなくなった.
▼2012年11月時点の船橋市立船橋小学校.
船橋市管理の建築物も,耐震化対応をおこなうために船橋小学校(通称,フナショウ)と前原中学校(2003年から「まえばら」に読み方変更),湊中学校の建て替え(改築)を進めている.
▼旧船橋市立船橋小学校.
あわせて,船橋市立中央保育園ほか市立保育所4園の建て替えも進めている. 船橋市立中央保育園(千葉県船橋市本町4丁目)については,都市計画道路となるため,船橋小学校隣りに移転している.
▼2013年2月時点の船橋市立船橋小学校.
船橋市本町4丁目の船橋市立船橋小学校の校舎は,耐震強度不足の問題から新規に校舎を改築する工事をおこなっている.
▼2013年7月時点の船橋市立船橋小学校.
2011年5月1日時点で,船橋小学校には 504名の児童が通学していたが,校舎建てなおしのため,隣りの船橋市立市場小学校内に仮校舎を建設し一時移転した.
新しい船橋市立船橋小学校の校舎は5階建て(一部6階)で 24m, 敷地面積 7906.97m2, 建築面積 2335m2, 延床面積 7749m2 となる.
▼2013年10月時点の船橋市立市場小学校.
船橋小学校の改築事業に,3カ年で総額27億7830万円が投入された.
▼2013年10月時点の船橋市立市場小学校内に建設された船橋市立船橋小学校仮校舎(船橋市立市場小学校内の空教室も利用).
▼2013年12月時点の船橋市立船橋小学校.
▼2014年5月時点の船橋市立船橋小学校. ▼建設用の足場が取り外され,その建物の全貌が見えてきた.
新しい船橋市立船橋小学校は,2014年後期(10月20日)かの利用開始された.
その後,船橋市立市場小学校内に建設された船橋市立船橋小学校仮校舎跡地はどうなったのだろうか.
仮校舎の跡地は,その後どうなったのだろうか...続きを読む
▼2007年1月時点の旧船橋市立船橋小学校.
1978年の宮城県沖地震(M7.4)の被害を踏まえて,1981年(昭和56年)に改正された建築基準法以前の古い基準のビルにおいては,中層階部分のみつぶれるパンケーキクラッシュが多数起こった. 三菱銀行兵庫支店(1968年建設), 兵庫県薬剤師会館(1967年建設), 第一勧業銀行神戸支店(1926年建設)などが崩壊した.
この教訓から,国は建築物の耐震改修の促進に関する法律(通称,耐震改修促進法)が2005年に制定された. その後も,2004年(平成16年)10月に新潟県中越地震(M6.8直下型),2005年(平成17年)3月に福岡県西方沖地震(M7.0)などが起き,2005年(平成17年)10月に改正耐震改修促進法が成立した.
▼2010年10月時点の旧船橋市立船橋小学校.
今後くるでろう大規模地震に備えて,学校や病院などの建築物や住宅の耐震診断をし,改修を早急に進めるため,数値目標を盛り込んだ計画の作成が都道府県にに義務付けられ,市町村は策定することが望ましいとされた. 2015年度(平成27年度)末までに,少なくても90% を達成する数値目標(達成期間)が設定された.
▼2012年8月時点の旧船橋市立船橋小学校.
さらに,2008年(平成20年)6月に岩手宮城内陸地震(M7.2 )などが頻発,特に2011年(平成23年)3月31日に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震Mw9.0)では,これまでの想定をはるかに超える巨大な地震と津波により,戦後最大の人命が失われた.
にさらに耐震改修促進法が改正(2013年11月施行)され,不特定多数の者が利用する大規模な建築物は,2015年(平成27年)12月末日までに,耐震診断の結果を所管行政庁に報告しなければならなくなった.
▼2012年11月時点の船橋市立船橋小学校.
船橋市管理の建築物も,耐震化対応をおこなうために船橋小学校(通称,フナショウ)と前原中学校(2003年から「まえばら」に読み方変更),湊中学校の建て替え(改築)を進めている.
▼旧船橋市立船橋小学校.
あわせて,船橋市立中央保育園ほか市立保育所4園の建て替えも進めている. 船橋市立中央保育園(千葉県船橋市本町4丁目)については,都市計画道路となるため,船橋小学校隣りに移転している.
▼2013年2月時点の船橋市立船橋小学校.
船橋市本町4丁目の船橋市立船橋小学校の校舎は,耐震強度不足の問題から新規に校舎を改築する工事をおこなっている.
▼2013年7月時点の船橋市立船橋小学校.
2011年5月1日時点で,船橋小学校には 504名の児童が通学していたが,校舎建てなおしのため,隣りの船橋市立市場小学校内に仮校舎を建設し一時移転した.
新しい船橋市立船橋小学校の校舎は5階建て(一部6階)で 24m, 敷地面積 7906.97m2, 建築面積 2335m2, 延床面積 7749m2 となる.
▼2013年10月時点の船橋市立市場小学校.
船橋小学校の改築事業に,3カ年で総額27億7830万円が投入された.
▼2013年10月時点の船橋市立市場小学校内に建設された船橋市立船橋小学校仮校舎(船橋市立市場小学校内の空教室も利用).
▼2013年12月時点の船橋市立船橋小学校.
▼2014年5月時点の船橋市立船橋小学校. ▼建設用の足場が取り外され,その建物の全貌が見えてきた.
新しい船橋市立船橋小学校は,2014年後期(10月20日)かの利用開始された.
その後,船橋市立市場小学校内に建設された船橋市立船橋小学校仮校舎跡地はどうなったのだろうか.
仮校舎の跡地は,その後どうなったのだろうか...続きを読む