千葉県浦安市舞浜の東京ディスニーリゾートの,オフィシャルホテル郡の中にある東京ベイNKホール(通称,NKホール)は,2005年7月10日におこなわれた,大手芸能事務所ライジングプロダクションのw-inds(現在は活動休止状態)の公演を最後に,約17年間の業務を終えた.
施設名の東京ベイNKホールの「NK」は,この施設を建てた日本火災海上保険(Nihon Kasai)の名前を取って命名された. 客席数は固定席の場合で 6269席. 三菱重工製の昇降式のスタンド席の設備もあった. 立ったままの場合,最大収容人数は 8000人にもなる大きなホールだった.
関東圏の 5000人以上のホール(劇場)は,東京の日本武道館が通常席 1万1525席(スタンド時 1万4471人). 東京の有明コロシアムが通常席 1万0000席(スタンド時 1万0000人). 東京の代々木第一体育館が通常席 9061席(スタンド時 1万3243人). 東京の東京体育館が通常席 6000席(スタンド時 1万0000人). 神奈川の横浜アリーナが通常席 6000席(スタンド時 1万7000人). 東京国際フォーラムホールAが通常席 5012席,幕張メッセイベントホールが通常席 約3000席(スタンド時 9000人)となっている.
東京ベイNKホールは,1988年6月に完成し,開館記念公園としてユーミンこと松任谷由実が1988年11月30日に公演をおこなわれている. だが,交通の便が悪いことから,コンサート会場として敬遠されるようになる. 2001年(平成13年)4月,日本火災海上保険と興亜火災海上保険が合併して日本興亜損害保険(現,損保ジャパン日本興亜《8630.T1》)になったことから,第一生命(株)《8750.T1》に売却される.
2001年7月27日には舞浜ディズニーリゾートラインが開業して,JR京葉線舞浜駅からのアクセスが便利にはなったが,それでもプロレス公演やワタミなどの株主総会に利用される程度の稼働率しかなかった. また,収容人員数の割にはトイレの数が少なく,客にも評判がよくなかった. 第一生命が所有する施設となった東京ベイNKホールは,完成後16年が経過していて,音響設備や冷暖房設備などの更新などの追加投資が必要となっていが,これ以上投資をしても,今後の収益は難しいと判断,経営合理化の一環で2005年に完全閉鎖されていた...続きを読む
施設名の東京ベイNKホールの「NK」は,この施設を建てた日本火災海上保険(Nihon Kasai)の名前を取って命名された. 客席数は固定席の場合で 6269席. 三菱重工製の昇降式のスタンド席の設備もあった. 立ったままの場合,最大収容人数は 8000人にもなる大きなホールだった.
関東圏の 5000人以上のホール(劇場)は,東京の日本武道館が通常席 1万1525席(スタンド時 1万4471人). 東京の有明コロシアムが通常席 1万0000席(スタンド時 1万0000人). 東京の代々木第一体育館が通常席 9061席(スタンド時 1万3243人). 東京の東京体育館が通常席 6000席(スタンド時 1万0000人). 神奈川の横浜アリーナが通常席 6000席(スタンド時 1万7000人). 東京国際フォーラムホールAが通常席 5012席,幕張メッセイベントホールが通常席 約3000席(スタンド時 9000人)となっている.
東京ベイNKホールは,1988年6月に完成し,開館記念公園としてユーミンこと松任谷由実が1988年11月30日に公演をおこなわれている. だが,交通の便が悪いことから,コンサート会場として敬遠されるようになる. 2001年(平成13年)4月,日本火災海上保険と興亜火災海上保険が合併して日本興亜損害保険(現,損保ジャパン日本興亜《8630.T1》)になったことから,第一生命(株)《8750.T1》に売却される.
2001年7月27日には舞浜ディズニーリゾートラインが開業して,JR京葉線舞浜駅からのアクセスが便利にはなったが,それでもプロレス公演やワタミなどの株主総会に利用される程度の稼働率しかなかった. また,収容人員数の割にはトイレの数が少なく,客にも評判がよくなかった. 第一生命が所有する施設となった東京ベイNKホールは,完成後16年が経過していて,音響設備や冷暖房設備などの更新などの追加投資が必要となっていが,これ以上投資をしても,今後の収益は難しいと判断,経営合理化の一環で2005年に完全閉鎖されていた...続きを読む