多摩川河口から中川(荒川),旧江戸川までの東京湾で捕れた魚貝類を江戸前という. 河口から流れてきた栄養豊富な淡水と海水が混じり合った汽水域では,微生物(プランクトン)が多く豊富な魚貝類がとれる.
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東京湾岸の遠浅の汽水域は,1950年代後半から1980年代にかけて埋め立てられ,その総面積は,東京湾の約2割にまでなる. 唯一,船橋市と市川市の前に広がる三番瀬(さんばんぜ)だけは守り通した.
2016年5月21日に開催された船橋漁港の朝市.
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かつて三番瀬では,カレイやサヨリ,バカガイ(あおやぎ)が多くとれたが,現在は回遊魚のスズキ(鱸)や外来種のホンビノスガイ(大アサリ)が主流となっている. 特に
,船橋市漁港のスズキは,水揚げ量日本一で,首都圏の台所を支えている. 船橋F.B.C.が開発したすずきめしは,B級グルメで千葉県一になっている.
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その三番瀬を含む東京湾の環境保全に長年取り組んでいるのが大野一敏だ. 最近まで,船橋市漁業協同組合の代表理事組合長を務めていた.
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三番瀬をはじめとする東京湾奥の自然保護と観光と組み合わせ,米国カリフォルニア州サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフ(漁夫の船着場)のような市民が親しめる「海辺の街」を作ることを目指している.
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大野は,1999年(平成11年)7月にNPOベイプランアソシエイツ(BPA)を旗揚げし,首都東京に一番近い漁港という立地を生かし,かずかずのイベントを実施している.
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船橋漁港は,京成大神宮下駅南船橋駅から徒歩でわずか18分程度の場所となる.
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たとえば,大型の漁船大平丸を使って,三番瀬入り口あたりにある貝殻島クルージング,大晦日サンセットクルージング,初日の出サンライズクルーズ(いずれも有料)などをおこなっている.
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