船橋市の人口は2011年6月には61万人(常住人口)を超え,さらに2015年3月には62万人を超えた. 20市の政令指定都市を除けば,全国で1番人口が多い市となる.
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2011年4月1日には,中核市へ移行し,さらに政令指定都市への移行を目指している. 政令指定都市は,地方自治法で50万人以上と規定されているが,過去の事例から70万人以上の人口が必須とされている.
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千葉県内でも屈指の大都市船橋市 62万人の交通インフラを支えているのが,船橋駅西船橋駅などの主要駅となる.
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JR船橋駅の1日の駅利用者は 27.3万人, 東武船橋駅 11.3万人, 京成船橋駅が 9.3万人と,3駅合計で約 47万人(2014年)が利用している. 特に朝の通勤通学時間帯は,京成船橋駅で降りて,JR総武線へ乗り換える客が多い.
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だが,船橋駅北口は歩行者専用ペデストリアンデッキ(立体横断施設)で結ばれたバスターミナルなどが整備されているものの,船橋駅南口側は,船橋市の表玄関とはいいがたい状況となっている. 同じ千葉県の主要駅である,柏駅や松戸駅と比較しても見劣りがする.
2005年7月10日時点.
20050710_船橋市本町1_ウィング_WING_1056_DSC0125020050709_船橋市本町1_ウィング_WING_1115_DSC01040
JR船橋駅京成船橋駅に囲まれた約 3.5ha の地区の船橋駅南口再開発事業を1982年(昭和57年)から,A1街区(0.9ha),A2街区(0.3ha),B街区(0.9ha),C1街区(0.8ha),C2街区(0.3ha)の5街区の区画に分けて船橋駅南口再開発が進がめられている.
2006年11月18日時点.
20061118_船橋市本町_くすりの福太郎_船橋店_移転_1446_DSC0184820061118_船橋市本町_くすりの福太郎_船橋店_移転_1446_DSC01847
京成本線連続立体交差事業との関連が強いB街区(第1期整備街区,0.9ha)の再開発事業を優先的におこない,再開発ビル船橋フェイス(敷地面積 4617.17m2,地上14階,地下3階)が2003年(平成15年)3月に完成した.
2010年12月1日時点.
20101201_船橋市本町1_くすりの福太郎船橋店_1901_DSC0469920101201_船橋市本町1_くすりの福太郎船橋店_1901_DSC04700
しかし,都市づくりの最重要課題のひとつと言われながらも,すでに34年過ぎても他の街区の進捗は思わしくない. 各街区間をペデストリアンデッキで接続して,クルマと歩行者を分離し,安全性と利便性の向上を図るという当初の構想もとん挫している格好となっている.
2010年12月5日時点.
20101205_船橋市本町1_くすりの福太郎船橋店_1156_DSC0558020101205_船橋市本町1_くすりの福太郎船橋店_1157_DSC05584
長年,インマヌエル船橋教会の移転先で難航していた案件も調整ができ,船橋市都市計画道路3-4-11号(本町本海川線)の延長 92m の道路も,2016年度中(2017年3月)には開通する見込みとなっている.
2011年4月10日時点.
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第2期整備街区となっているC1街区と,第3期整備街区となっているC2街区については,一部の土地の確保はできているものの,ほとんど進んでいない. C1街区の場所には,歩行者専用ペデストリアンデッキと南口バスターミナル,広場が整備される予定になっている.
2011年4月30日時点.
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1982年に全体構想図を策定した船橋駅南口再開発事業は,A1,A2街区の準備組合が2013年度に解散し,独自のビル開発がおこなわれている.
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また,当初計画になかったJR東日本グループの(仮称)船橋駅南口駅ビルの建設が始まっていて,新たなペデストリアンデッキを設置して西武船橋店(JR船橋駅前ビル)と接続する予定になっている.
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船橋市は,当初の全体構想見直しするために,タカハ都市科学研究所(東京都港区)に約700万円で基本構想(概要設計)策定の委託している.
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そのような船橋駅南口再開発事業だが,すでに船橋市が確保ずみの市有地(約316.6m2)を利用して,コンビニエンスストア(コンビニ)のセブンイレブン船橋駅南口店が2016年6月30日にオープンした...続きを読む