2015年となり,千葉市花見川区検見川町1丁目の検見川神社(神祇三社検見川大明神)には,大晦日から正月にかけて多くの市民が初詣に訪れる.
正月3日の 16:15 ごろの検見川神社.
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京成本線検見川駅から 約2分,JR総武線新検見川駅(西口)から約 7分の場所になる.
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この地に始めて検見川神社ができたのは,西暦869年(平安時代/貞観11年)ごろと伝えられている. この年の7月9日には,貞観地震(じょうがんじしん)が発生し,地震の規模は少なくともマグニチュード8.3 以上であったとされる. 震源地は,2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(Mw9.0,Mj8.4)とほぼ同じ場所で,太平洋プレートの動きによって起きた. 検見川の遠浅の浜(検見川浦)にも,2m 程度の津波が押し寄せたものと思われる.
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その貞観地震の5年前の864年には富士山が噴火,その9年後の878年には相模武蔵地震(元慶地震/M 7.4以上)が発生し多くの死者が出ている. 東北地方太平洋沖地震後に,比較的大きな地震が続き,火山が活発化していていることによく似ている.
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貞観地震の数年前ごろから,全国で疫病が蔓延していた. 細菌性赤痢の重症型である疫痢(えきり)か,「はやりかぜ」と呼ばれていたインフルエンザではなかったかといわれている.
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このような不安な時代に,疫病災害をおさえるということから検見川神社が作られたのだった.
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京成本線の高さより,さらに10mほどの台地(花輪台)に検見川神社は建てられているが,津波などによって流されないような位置として建立したのかもしれない.
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