人は,高度に発展した社会の中で生きている. 人が自立して生きていくためには,何らかの仕事(職業/労働)につかねば生活費を得ることはできない. 人が意欲を持って取り組むことのできる仕事につければよいが,多くの時間を費やして嫌いや行う仕事をおこなっている人も少なくない.
▼千葉県千葉市美浜区豊砂1丁目のイオンモール幕張新都心で開催された,千葉県産業教育フェア&ものづくりフェア2015.
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その人の天性(適性)に最も合った仕事を,半生を費やして模索し,ときには妥協するのが仕事なのかもしれない. 日本の教育制度の場合,中学 2,3年時に,少なくても普通高校専門高校(職業高校/産業高校)の選択を迫られる. 得意なスポーツや音楽,美術などの才能が見出されているのならまだしも,偏差値と云う物差しで評価されて高校が決まってしまう.
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文部科学省の「学校教育と卒業後の進路に関する調査報告書」によれば,専門高校に入学した動機として,回答者の 60% が「将来の仕事に役立つ知識や技術を身に付けるため」と答えている. 一方で,43% が「中学校の時の成績だと,この高校が適当だったから」と答えている.
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2014年度現在,全高校数 4963校中職業学科を置く学校(専門高校)数は 1565校あり,全体の 32% となる. また,職業学科には高校の全生徒数 332万人のうちの約 19% の約63万人が学んでいて,年ねん減少している. 一方で,理数,体育,音楽,美術,外国語,国際関係などのその他の専門学科が増えている.
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近年の,少子高齢化,情報化,技術革新,国際化などの社会変化により,職業の変化が進んでいる. だが,社会変化に対して日本の教育制度は10年以上遅れているといわれている. それでも,少しずつではあるが,これらの社会変化に対応するため,新たな教科の創設や教育内容の見直しを進めている. 特に近年は,情報福祉の創設に力を入れている.
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情報においては,想定を超える速度で進んでいて,情報通信産業は急速に拡大している. こうした中で,特にコンピュータソフトウェアに関しては,システムの設計や構築,管理,運営を担当する情報技術者の育成が重要な課題となっている.
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従来の工業高校,商業高校などにも情報処理科情報ビジネス科,総合学科情報系列などがあるが,企業が求めるスキルとにズレが生じている. そのような状況の中,千葉県立柏北高校(普通科)と千葉県立柏西高校(普通科)が統合して誕生した千葉県立柏の葉高校に,情報理数科が創設されている. 情報理数科は,卒業後に情報処理産業の企業などに就職するための専門学科ではない...続きを読む