近年,子どもたちの肥満が急増している. 小児メタボ(肥満児)ともいう. 特に,男児の肥満が増えている(文部科学省学校保健統計調査).
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ここ30年間で,肥満傾向の子どもは2倍-3倍に増え,9歳-17歳の男児の10人に1人は肥満となっている. 特に,15歳の男児で13.5%,12歳女児で9.8% と,もっとも高い肥満率となっている. 原因はいくつかあるが,生活が夜型になってきてることが大きい. 大人の生活リズムにあわせて,食習慣が変わってきているのだ. これが原因で健康障害になることもある.
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また,スポーツ教室やクラブ活動などによりスポーツ障害が多くなっている. 発育期に激しいスポーツをやり過ぎると,野球ひじ,テニスひじ,バスケットやバレーボール選手に多くみられるシンスプリントランナーひざなどになりやすい. これらの両手と両足などの障害を「運動器障害」といい,近年問題となっている.
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運動器障害」は,早期に発見することが必要とされる. 急に身長が伸びる10歳-14歳の女児に多い脊柱側弯症は,いままでも内科健診の中で実施されていたが,「運動器検診」はおこなわれていなかった.
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このようなことから,学校保健安全法施行規則の一部(第6条)が改正され,2016年4月1日から「運動器検診」もおこなうことになった. 船橋市内の小中学校においても,「運動器検診」が必須化されている.
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運動器検診」は,整形外科専門医が健康診断(健診)を行うことが理想ではあるが,現実的には整形外科医が少ないことなどから,現行の学校医(内科医や小児科医)が定期健康診断の中でおこなう自治体(市町村)が多い.
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千葉県船橋市宮本6丁目の船橋市立峰台小学校でも,JR東船橋駅南口前にあるIクリニック医師が定期健康診断をおこなった. このクリニックは,11年前から船橋市立峰台小学校学校医を担当している. だが,その健康診断内容はとんでもないものだった...続きを読む