2004年,政府は卸売市場の設置根拠となっている卸売市場法を改定し,2004年6月9日から施行した. この改正では,中央卸売市場の再編の促進を明確化し,必要な能力を発揮できていないと判断される中央卸売市場については,地方卸売市場に転換か統廃合しなければならないとしている.
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この方針に基づき策定された第9次卸売市場再編規準(取扱数量基準)では,船橋市中央卸売市場も再編に該当することになり,地方市場への転換せざるを得ないことになった.
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そして,千葉県船橋市市場1丁目の船橋中央卸売市場は,2014年4月1日より船橋市地方卸売市場に転換した. 同様に,千葉市中央卸売市場(1961年7月に開設認可)も2014年4月1日より地方卸売市場に転換している. 中央卸売市場は農林水産大臣の営業許可だが,地方卸売市場は県知事の営業許可となり,手数料など弾力化運営もできるようになる.
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青果物卸売部門は,2012年12月より,長野の長印(ちょうじるし)グループの長印船橋青果(株)になっている. これにより,長野の農産物との関係が深くなっている. 長野をはじめ他県の旬のものを入荷し,船橋や習志野などに提供している.
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船橋市中央卸売市場は,1969年(昭和44年)に開場され,2015年で51年目となる. 各施設の老朽化も進んでいる. 卸売場棟の大屋根吊りケーブル改修工事(9012万). 冷蔵庫棟圧縮機整備工事(1010万円). 水産卸売場冷蔵設備電源設置工事(4800万円). 冷蔵庫棟照明設備改修工事(730万円). 卸売市場電気積算電力計改修工事(1780万円). 排水処理施設改修工事(260万円)などで,すでにこれらの工事はほぼ完了している.
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そして,6階建て(一部8階)の管理棟(管理庁舎/4651m2)は,耐震性の問題から建て替えることになった. 管理棟建替事業として,総額10億7546万円を船橋市の地方卸売市場事業会計(企業会計)に計上している.
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新しい管理棟は,同じ場所に建替えるわけではなく,別の場所に3階建てにして建替える予定だ. では,どこになるのだろうか...続きを読む