東京地下鉄(東京メトロ)東西線南行徳駅《T19》北側に徒歩4分ほどの場所に,市川市南行徳公園(千葉県市川市相之川4丁目)がある.
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南行徳公園は,都市公園法に基づく都市公園として1971年(昭和46年)に開園した公園で,面積は 2.3ha にもなる大型の公園となっている.
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南行徳公園内には,少年野球場2面,築山(人工的に作った山)とその斜面を流れる人工のせせらぎ,長さ 30m もあるローラー滑り台,アスレチック遊具がある.
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また,公園の外周には延長 570m のジョギングコース(ウォーキングコース)があり,そのコースの途中にはバラのトンネルがある. バラは市川市の花となっている.
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ほかにも,夏季のみ無料で開放される 25m 屋外プールと子供用プールがある.
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1965年(昭和40年)に営団地下鉄東西線(地下鉄5号線)の東陽町駅‐西船橋駅間の延長計画が発表された.
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1969年(昭和44年)に東西線が開通するが,その開通にあわせて1966年(昭和41年)に南行徳土地区画整理組合が設立され,南行徳土地区画整理事業が始まる.
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この辺一帯は水田だったが,地盤沈下によって一部の水田は沼地のような状態となっていた. その沼地を利用したレンコン畑 となっていた.
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1974年(昭和49年)2月に事業が終了し,その後宅地化が急速に進む. 南行徳公園は,そのときに造られた.
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南行徳地区妙典地区の区画整理事業が遅れたことから宅地化も遅れ,南行徳駅の建設も遅れた. 南行徳駅開設されたのは1981年(昭和56年)3月だった. 妙典駅は2000年(平成12年)1月だった.
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行徳地区,南行徳地区には,区画整理事業にともない計画的に100カ所以上の公園が配置され,1人当たりの公園面積は高かった. だが,人口の急増により,現在の1人当たりの公園面積は市川市平均を下回っている.
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そのように誕生した南行徳公園だが,地元では別の愛称で呼ばれている...続きを読む