京成八幡駅(やわたえき)からJR本八幡駅にかけての地域の市川市本八幡駅北口再開発事業(2006年3月事業計画認可)が,A地区の再開発を最後に2015年8月末で完了した. 準備組合設立(1991年8月)から,24年もかかった.
▼2014年12月27日ごろの商業棟.
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市川京成百貨店(リブレ京成)などがあった約 1.4ha のA地区は,再開発の地区の中でも最大規模のプロジェクトとなっている.
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すでにA-1地区は2013年7月に完成し,京成電鉄本社ビル(業務棟)と地上40階の超高層マンショングランドターミナルタワー本八幡(住宅棟/465戸),駅前中央広場(600m2)が完成している.
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2013年9月末には,新しい広場を利用して町開きセレモニーが行われ,A地区の街区全体の正式名称はターミナルシティー本八幡と命名された.
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京成八幡駅から徒歩30秒の京成電鉄本社ビル(地上7階地下1階/延床面積 1万3141.61m2)には,京成バスなどのグループ会社も含め約400人の社員が業務をおこなっている.
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東京墨田区押上にあった旧本社ビルからの移転となり,2013年9月17日(火)から業務を開始している.
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押上の旧本社跡地は賃貸され,スーパーマーケットのライフとビジネスホテルになる.
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最後の再開発となったA-2地区商業棟は,2013年12月に本格着工され,2015年9月に引渡しされている.
▼2015年5月4日ごろの商業棟.
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A-2地区商業棟は,アイビス(ib's)と命名された.
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商業棟アイビス(ib's)の運営は,JR本八幡駅前のダイエー市川店がテナントと入っているビルの運営をしている(株)市川ビルがおこなう.
▼2015年10月24日ごろの商業棟.
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A-2地区(約1.4ha)の終了で,市川市本八幡駅北口再開発全面積約 8ha が完了した.
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首都圏近郊の高齢者(65 歳以上)は,2025年に約143万人と想定され,今後14年間で約40万人も急増する.
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首都圏近郊の高齢化率(高齢者人口/総人口×100)は約 27%,首都圏近郊外では約 36%と3人に1人が高齢者となる.
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今後の少子化や高齢化を踏まえ,公共交通が充実されている駅徒歩圏内に,医療施設や福祉施設,子育て支援施設,商業施設などを集約することによって,全ての世代で暮らしやすい都市へ変化させていかなければならない. すでに,本八幡地区周辺は,市川市役所,中央図書館,市民会館,文化会館などのさまざまな公共施設が集まっている.
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今までの都市計画は,限りなく人口増加をすることを前提としてきたが,今後は人口減少,高齢化,防災性の向上を考慮した都市計画が必要となってくる.
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このような背景から,千葉県は都市計画の基本方針を見直し,2014年度に改定した.
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この基本方針の改定によって,市川市や船橋市,習志野市など,首都圏近郊都市の都市計画を改定している.
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市川市の本八幡地域においては,市川市本八幡駅北口再開発事業が2015年9月に終了したばかりだが,新たな再開発をおこなう...続きを読む