『恥の多い生涯を送って来ました. 自分には、人間の生活というものが、見当つかないのです.』. 作家太宰治(津島修治)の小説『人間失格』冒頭部分の一文だ.
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太宰治は女性遍歴や4回の自殺未遂といった破滅的な私生活で知られているが,今でも太宰ファンは多い.
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『人間失格』の終章の舞台は,船橋となっている. 1935年(昭和10年)夏,太宰治は病気療養のため千葉県船橋市宮本の借家に移り住み,1年余り暮らした.
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この借家の玄関脇と庭に植えたキョウチクトウ《夾竹桃》は,船橋市民文化ホール前の広場に移植されている.
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前期の傑作「ダス・ゲマイネ」,「虚構の春」,「狂言の神」の作品が,船橋市消防局中央消防署近くの純和風割烹旅館玉川(千葉県船橋市湊町2丁目)で書かれた.
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太宰治の故郷は,青森県北津軽郡金木村(現在の五所川原市)だ.
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その太宰の縁で,青森県五所川原市を中心とした津軽地方の観光物産展である青森県津軽観光物産首都圏フェアが,船橋駅北口おまつり広場にて2014年11月22日(土)-11月23日(日)の日程で開催された. 今年で15回目を迎える.
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会場で炭火焼きした焼きイカや焼き餅,リンゴ,ブドウのスチューベン,シジミ,つるつるワカメなどの販売をはじめ,五所川原立佞武多《らたちねぷた》どら焼きなどの商品が販売された.
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リンゴの五所川原立佞武多どら焼き.
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