市川市を流れる代表的な川は,国分川(こくぶがわ)と大柏川(おおかしわがわ)の2つの河川だ. 両方とも,利根川水系の一級河川となっている.
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船橋市に始まり丸山飛地の南を流れる二和川(ふたわがわ)と,鎌ケ谷市の囃子水湧水(はやしみずゆうすい)に発する中沢川(なかざわがわ)とが合流して大柏川(おおかしわがわ)となる.
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また,松戸市五香(ごこう)付近を源流部とする松飛台排水路は,松戸市日暮付近で常盤平排水路を合流して春木川(はるきがわ)となる.
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黎明橋(れいめいばし)から国分川に名を変え,松戸市和名ヶ谷付近で一部を西に国分川分水路(洪水対策用地下水路)に分けるが,国分川はさらに南へ進み市川市内に流れる.
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市川市東国分付近で春木川と再合流してさらに大柏川と合流し真間川(ままがわ)と名前を変える.
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真間川は,真間山の南側を東から西に向かって流れて江戸川と合流していたが,江戸川放水路が掘られたため,現在では2つの河口をつないだような川となっていて,一部は市川市原木(ばらき)から東京湾に注ぐ.
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1955年(昭和30年)ごろからの高度経済成長期に首都東京のベッドタウンとして,急激な市街化が進行し,流域内の人口は約11万人から現在の約45万人へと大幅に増加した.
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市街化が進んだことなどから,雨を貯えておく機能が低下し,数年に一度の割合で記録的水害を起こしていた.
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国分川および春木川の治水対策のひとつとして,全体面積約 24haにもなる国分川調節池を整備していたが,2013年でほぼ完了した.
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その国分川国分川調節池で,鯉のぼりフェスティバル が2014年5月4日(月)におこなわれた. 今回で25回目となる. 国分川鯉のぼりフェスティバル では,『よみがえれ清流子どもたちには夢を』をスローガンに 500匹以上の鯉のぼりが青空を泳ぐ.
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国分川の浄化と地域住民の交流を目的に1990年(平成2年)から始まった. 最初の鯉のぼりは,わずか80匹だった...続きを読む