日本の外食産業の飲食店市場の売上高は 12兆2282億円(2011年)で,過去10年間ほぼ横ばいとなっている. 店舗形態別で見てみると,ファーストフード(FF)はいまでも伸びているが,ファミリーレストランはほとんど変わっていない. その中でも回転すしが一人勝ちとなっていて,すかいらーく(2009年に全て消滅)などの洋食系家族層向けのレストランの衰退は著しい.
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そのような状況の中,手軽に食べられる回転寿司は,子どもから高齢者まで,あらゆる世代に愛される外食としてかかせない国民食となっている. 近年の回転すしチェーン店の売上高上位ランキングを見ると,
 (1位) 1113億円[360店]:あきんどスシロー
 (2位) 941億円[350店]:カッパクリエイトHD
 (3位) 789億円[328店]:くらコーポレーション
 (4位) 446億円[274店]:はま寿司
 (5位) 246億円[242店]:元気寿司
---となっている.
回転ずし業界 2位のカッパクリエイトホールディングスは, 5位の元気寿司に経営統合(実質上の吸収合併)し,統合後の売上高は首位のあきんどスシローを抜き最大手となる予定だ.
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回転すしチェーン業界3位の無添くら寿司が,船橋のららぽーとTOKYO-BAYに2014年5月12日(月)にオープンする. では,どこにオープンするのだろうか...続きを読む