歴史のある小学校の校庭の端には,よくクラスメート全員の手形を貼りつけた造形物を見かける.
流山市総合運動公園のトーテムポール群.
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また,田舎の小学校には,北アメリカ大陸の原住民インディアンの地域で造られていたトーテムポールも見かけることがある. そのほとんどが,1960年代に卒業記念製作として児童の手で作られたものだ.
ハワイのティキ像.
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そのほとんどが,東京電力(関電工)などから無償で譲り受けた木製電柱を再利用したものだった. 当時テレビでは,西部劇(白人から見たアメリカ大陸侵略のドラマ)が放映されていたころで,それが背景にあると考えられる.
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トーテムポールは,信仰の対象ではなく,そこに住む家族の紋章や家系図,表札に近いもので,特定の宗教に関係しなかったことが小学校に受け入れられた理由だったのかもしれない. だが,耐久性のある鉄筋コンクリート製電柱になったことから,木製電柱が手に入らなくなり,いつしか小学校でトーテムポールは作られなくなってしまった.
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似たような巨木や巨像の文化は,環太平洋圏には数多くある. インドネシアの守り神ガルーダ,メキシコ南東部マヤ文明のワンダ巨像,カナダ南西部バンクーバー島マオリ族のトーテムポール,イースター島のモアイ像,そしてハワイのティキ像などだ.
北海道阿寒湖アイヌコタンの丸太の彫刻.
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北海道の原住民アイヌ民族のカムイミンタラの丸太の彫刻群も似ている.
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そのハワイのティキ像の絵が,JR総武線津田沼駅北口の繁華街(千葉県船橋市前原西2丁目)のビルに描かれている. ハワイアンの英語教育プログラムを採用した小学生向けのカイルアインターナショナルスクールとなっている場所だ.
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ビルの消火栓がティキ像の股間にうまくはまっている...続きを読む