かつて,駅構内の売店といえば、国鉄のキオスク(KIOSK)だった. 東京駅や上野駅構内などで新聞や雑誌,菓子などの販売をおこなうキオスクは,1932年(昭和7年)から始まった.
京成本線京成船橋駅ミニショップ.
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駅構内という立地の良さを生かし,今や日本三大コンビニのつぎの規模(経済産業省の商業統計では,売り場面積30m2以上がコンビニ)となっている.
京成本線京成船橋駅ファミリーマート.
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キオスク(KIOSK)は,もともとは,邸宅の離れ(日陰をつくる物)といった建物を指していたが,現在ではヨーロッパを中心に街頭や駅などで新聞,雑誌などを販売し,「便利で小さな売店」という意味で国際語にもなっている. 最近日本では,この KIOSK をキヨスクからキオスクと呼ぶことが多くなっている.
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国鉄が民営化され,JR東日本圏では,ニューディズ(NEWDAYS)となっている. 旧ジェイアール東日本コンビニエンス(JC)と,旧東日本キヨスクが運営していた小型コンビニ店のミニコンビ(NEWDAYS MINI) が前身となっている.
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私鉄にも,鉄道子会社が駅売店の運営をしていたが,近年この売店が大手コンビニ(コンビニエンスストア)に変更されている.
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東京急行電鉄(東急)の駅売店がローソン. 京浜急行(京急)の駅売店がセブンイレブン. 西武鉄道がファミリーマートと提携してトモニー(TOMONY).
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東京メトロはメトロス(METRO'S)と併設する形でナチュラルローソン. 都営地下鉄(東京都交通局)が東京都営交通協力会のメルシー(Merci)と併設する形でナチュラルローソンを出店している.
京成本線船橋競馬場駅ファミリーマート.
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そして,京成電鉄もミニショップ(MiNi SHOP)から,ファミリーマートに2014年3月18日(火)に順次変更された. どうして変更されているのだろうか...続きを読む