東京ディズニーランド(TDL),東京ディズニーシー(TDS)などを運営する(株)オリエンタルランド《T1.4661》は,今後10年間(2015年3月期-2024年3月期)の長期計画を2014年10月30日(木)に発表した.
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今後10年間に,テーマパーク事業に約5000億円の投資をおこなう開発構想を明らかにした.
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その投資内訳は,テーマパークのアトラクションなどのフロントステージの新設や整備に約4000億円,ロジスティクスセンターやセントラルキッチンなどのバックステージ(バックオフィス)に約1000億円となっている.
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大阪と福岡に,それぞれ100億円程度の投資で小規模アトラクションを導入したミニディズニーランドを構築する構想があったが,この案は流れてしまった. 東京ディズニーリゾートへの呼び水にしたかったのだろうが,中途半端な施設を作っても,オリエンタルランドの収益には貢献しないという判断があったものと思われる. また,第3テーマパーク構想も,今回の計画には盛り込まれておらず,少なくても今後10年間の計画にのることはなくなった.
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今回のリニューアルの背景には,大型投資をして大成功をおさめた大阪のユニバーサスタジオジャパン(USJ)の存在がある. 450億円もの巨費を投資し,映画や小説で世界的な人気のハリーポッターの世界を再現した新エリアを2014年7月15日にオープンさせている.
大阪のユニバーサスタジオジャパン(USJ).
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2014年のハリポタ効果は絶大で,半年の入場者数は 220万人にもなった. このままいくと,2015年は 1400万人以上(年間)は確実で,パーク単体では東京ディズニーシー(TDS)を抜き,世界第9位から第4位のパークとなる. オリエンタルランドの収益を継続的に上げて成長していくためには,東京デイズニーランド東京デイズニーシーの価値を高めるのが先決と判断した.
ユニバーサスタジオジャパン(USJ)のハリーポッターホグワーツ魔法魔術学校.
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今回の東京ディズニーランドのリニューアル計画では,ファンタジーランドが再構築され,約2倍の面積に拡張される. 既存の東京ディズニーランド用地だけでなく,現ファンタジーランドの後ろにあるオリエンタルランド本社(OLC本社)跡地を活用するものと思われる.
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また,東京ディズニーシーでは,ロストリバーデルタの南側の拡張用空き地に,複数の大型アトラクションやレストラン,ショップなどで構成される8つ目の新テーマポートが新規開発される. どのようなテーマでどのようなアトラクションになるのかは明らかになっていない.
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ディズニーの最近の動向をもとに,東京ディズニーランド東京ディズニーシーのリニューアル計画を推測してみる...続きを読む