船橋市の公園に「ハナトラノオ(花虎の尾)」の花が咲いている。
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別名,カクトラノオ(角虎の尾),ドバージニア・ラゴンヘッド(バージニアの竜の頭)ともいう。
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なぜ,花の名前に「(トラ)」という花とは不釣り合いの不思議な名前がつくのか。虎の尻尾」に見立ててつけられているということのようだが,「虎の尾」の名がついた花ばなは多い。
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オカトラノオ(岡虎の尾),ノジトラノオ(野路虎の尾),ヌマトラノオ(沼虎の尾),ヤナギトラノオ(柳虎の尾),ヒロハトラノオ(広葉虎の尾),ルリトラノオ(瑠璃虎の尾),ヒメトラノオ(姫虎の尾),ホソバヒメトラノオ(葉姫虎の尾)などだ。どう見ても「虎の尾」には関係なさそうなものもある。
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ハナトラノオ(花虎の尾)」は,北アメリカ東部原産で大正時代に日本へ入ってきた。夏の暑さや乾燥に強く,非常に丈夫な花だ。手入れもほとんど必要なく育つ。
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