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場所は,1984年(昭和59年)3月から操業し, 2011年7月末で閉鎖していた伊藤ハム船橋工場跡地となる.


伊藤ハムは,千葉県柏市の伊藤ハム東京工場で使用した地下水(2号井戸)から水道法上の基準値を超すシアン化合物を検出した問題で,同工場で製造したソーセージやピザなど13品目,167万個を自主回収し,経営が悪化していた.
柏市は,市内36箇所の井戸水を検査したが,シアンは検出されなかったことなどから再検査したところ,伊藤ハムの不適切な塩素処理によって,自ら井戸を汚染していたことがわかっている.


このようなこともあり,伊藤ハムは新中期経営計画 CNV2015 を制定.
グループ全体で14カ所ある生産拠点を整理統合し,北海道,東北,関東,中部,関西,九州の6拠点体制に集約する.
そのようなことなどから,伊藤ハム船橋工場も閉鎖した.
当時の従業員数は229名だった.
土地の売却額は約 36億円とみられるが,生産設備設備の除却や希望退職者処理でほぼゼロとなっている.


一方ニチレイフーズは,堅調な冷凍食品を背景に,調理冷凍食品工場を強化する.
ニチレイの新中期経営計画 RISING 2015 (2013年-2015年)では,3年間で302億円を投資し,国内冷凍食品ナンバーワン企業の地位を確立する.


ニチレイフーズは,船橋第二工場(敷地面積:約3万3000m2)の土地代ならびに工場建設(延床面積約5600m2)費など投資金額:約55億円を投資し2014年3月から操業を始めた.
家庭用冷凍食品として,お弁当用,惣菜用商品などを,最先端の生産設備を導入し,約250名の従業員で年間:約 9000t を生産する.


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