日本のコンビニエンス(コンビニ)は 5万5699店(2015年)を超え,人口10万人あたり店舗数は43.82店. 人口10万人あたりの店舗数が最も多いのは北海道で 53.46店(総数 2878店). ついで,東京都の 53.15店(総数 7182店). そして,千葉県は21位で 42.61店(総数 2652店)となっている. 最下位は,奈良県の 32.23店(総数 440店)となっている.
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各コンビニチェーン出店には地域差があるものの,全国で最もシェアが高いのはセブンイレブンで 1万8650店(前年比 6.6%増),ついで2位のローソン 1万2397店(6.8%増), 3位 ファミリーマート 1万2002店(6.5%増), 4位サークルKサンクス 6269店(0.93%減)などとなっている. そのようなコンビニ業界だが,習志野市のあるコンビニが「神だ」,「凄い」とネットで話題となっている.
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では,何が「」だというのだろうか...
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その話題のコンビニが,千葉県習志野市津田沼6丁目の「セブンイレブン津田沼店」だ. 日本酒や焼酎,泡盛の品揃えが「」なのだ. 遠くから,わざわざここへきて買う客もいるほどだ. さらに,24時間営業でいつでも買える.
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ここにセブンイレブンが出店したのは1975年(昭和50年)で,千葉県で6店目とかなり早く,老舗といってもいい. 全国でも65店目となっている. もともとは,金二(かねに)酒店という名前の酒屋だった. すでに経営は6代目となっていて,習志野で最も古い酒屋だった.
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ここから海側の千葉街道(国道14号)付近に,江戸時代から明治にかけて小さな舟着場があった. ここから,海産物や野菜などが巨大都市江戸(東京)などに運ばれていた. 金二酒店も,かつては海産物問屋であった.
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酒コーナーはかなり広いにもかかわらず,酒瓶は棚に入れきれなく床にも陳列されていいる. 新潟の幻の酒と言われた八海山,日本酒ブームの火付け役獺祭(だっさい)などの超有名銘柄から,関東圏ではあまり目にすることのない地酒までそろえている.
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なんでもかんでも揃えればよいということでもなく,自ら利き酒をして「おいしいと思う物しか置かない」,「有名銘柄でも基準に達していなければ売らない」というこだわりがある.
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