船橋を流れる二級河川海老川(千葉県管轄)河口流域は,過去何度も浸水被害にあってきた.
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最近の浸水被害だけでも,1984年(昭和59年)7月の大雨で 2064戸が浸水(浸水面積35ha),1986年(昭和61年)8月の台風10号で浸水家屋 2426 戸が浸水(浸水面積 81ha),1996年(平成8年)9月の台風17号で浸水家屋22戸が浸水(浸水面積63ha)が起きている. さらに,2013年10月の台風26号では 58.5mm を記録,海老川堤防一部の平張りコンクリートブロック約 40m に渡り崩れてしまった.
千葉県が計画している海老川都市河川改修事業(海老川調節池).
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海老川流域の都市化によって宅地化(流域面積 27.1km2,流域人口約 21万人)が進んだ結果,土壌などの保水能力が低下していることになる. 千葉県は1976年度(昭和51年度)から,下流区間の河川改修に着手し完了している. しかしながら,8年に1度程度で発生する1時間に 50mm 程度の豪雨にしか対応できていない(一部は2年に1度程度の毎時 30mm の雨に対応).
1976年から着手しているが,今年で 40年となる. 調整池事業予定地の92%の土地を購入済みとなっているが,完成の目処もたっていない.
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さらに,温暖化の影響で台風の上陸や局所的な集中豪雨の回数が増えている. この場所は,約40年前(1976年)から千葉県が海老川流域の治水対策用に,22ha もの大規模な海老川調節池をつくる計画を進めている.また,近くを走る東葉高速鉄道に(仮称)船橋中央駅の設置計画があり,その近くに船橋市役所の移転先候補にもなっている.
船橋市民の命を考えれば,「海老川調節池用地の強制収用もしかたがないのでは」という市民の声もきかれる.
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この海老川調節池予定地脇にあるものが建設され,地域住民はビックリしている...
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それは,なんと墓地だった.
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海老川調節池予定地内ではないものの,協議されるべき地域になっているところになる.
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調整池は,洪水がおきない場合には,市民のいこいの場となる. そのような場所に,「墓場を設置しなくてもよいのでは」という声だ. 船橋市は,この場所(船橋中央駅前)に老朽化した船橋市立医療センターを移設して,船橋市ばかりでなく,八千代市や市川市などの広域医療の基地となる海老川上流地域メディカルタウンを作るという構想をもっている.
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建設しているのは,千葉県船橋市本町3丁目法光山最勝院聚楽寺(浄土宗)の墓地となる. 2002年(平成14年)に寺院の建物の全面改築がおこなわれ,この時から寺号を聚楽寺としている.
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