どこの家庭にも,結婚式や七五三祝い,新築祝いなどの冠婚葬祭の一度も使ったことのない引き出物や,短期間しか着用しなかった幼児服,ブームが過ぎてしまったキャラクター雑貨などと,不要なものがあるだろう. アパートや団地,マンションなどの押し入れや納戸には,「モノ」であふれている.
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保育所幼稚園,小中学校などでは,PTA(保護者会+先生)などが中心となってバザーが開催され,売り上げ金は児童や生徒のためのサッカーボールや一輪車などの遊具,学校備品の購入に使われている. 同じような行為としてフリーマーケット(略称,フリマ)がある. 一般的に,バザーはチャリティー(無償の慈善事業)目的におこなうのに対して,フリーマーケットは個人などの収益目的としておこなわれている.
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日本では,江戸時代よりも前から楽市・楽座(らくいち・らくざ)やのみの市として,農産物や工芸品などを持ち寄り,売買や物物交換を行っていて,現代でも驚くほどのリサイクル社会だった. 今でも,のみの市ボロ市,農機具市などがおこなわれている.
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関東圏では,毎年12月に東京都練馬区武蔵関駅北口本立寺の門前で行われる「関のボロ市」(練馬区指定無形民俗文化財),12月と1月に東京都世田谷区世田谷代官屋敷のあるボロ市通りを中心におこなわれる「世田谷ボロ市」(東京都無形民俗文化財)がよく知られている. 古くは,農産物や古着,古道具などを持ち寄っていたが. 今では骨董品や古本,中古ゲームソフト,日用雑貨を売る露天が多い.
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京成本線谷津駅南口前の習志野市谷津遊路商店街は,この先に谷津バラ園や遊園地,動物園などの娯楽施設があった谷津遊園(1925年-1982年12月まで)までの遊路に発達した商店街だ. 当初は観光客相手に地元産の新鮮な野菜の販売から始まり,飲食店やおみやげ屋と広がっていったのだろう. 今でも,習志野市谷津バラ園谷津干潟へ向かう観光客が,京成本線から,この遊路を使って多くの人々が訪れる.
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谷津遊路商店街では,定期的にアートフリーマーケット(アートフリマ)が行われている. 今回は,2016年5月28(土)-5月29日(日)におこなわれた. アートフリーマーケットとは,不要になった「もの」をを販売するというよりは,材料を購入してオリジナル作品を作成者本人が販売する. 「モノ」よりも,それを作った「ヒトとのつながり」に重点がおかれているイベントとなっている. 都内では,世田谷アートフリマなどが有名だ.
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