千葉県市川市北西部を流れる国分川春木川流域は,首都東京のベットタウンとして開発が進むにつれ自然が持つ保水機能は大きく低下し,1950年後半ごろから河川が氾濫し,大きな浸水被害が出るようになる.
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1958年(昭和33年)9月の狩野川台風では,大きな浸水被害に見舞われる. これがきっかとなり河川改修が始まるが,都市化のスピードに追い付かず,その後も1966年(昭和41年)6月,1981年(昭和56年)10月,1982年(昭和57年)9月,1986年(昭和61年)8月,1989年(平成元年)8月,1991年(平成3年)9月,1993年(平成5年)8月と度重なる浸水被害に見舞われる.
市川市立東国分中学校.
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特に,1981年(昭和56年)10月22日から10月23日にかけて千葉県などを襲った台風24号では,坂川と真間川流域だけで 9000戸弱が浸水した. その後,坂川放水路松戸排水機場が建設(1995年完成),国分川分水路(1994年完成)により,ようやく浸水被害は減少していく.
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さらに,真間川流域の総合治水対策事業の一環として,国分川春木川の洪水軽減を目的に国分川調節池が整備(2014年完成)された. 国分川調節池の面積は約 24ha、貯水量約 30万3000m2 にもなる. 水没していない時期は,市川市の大規模公園やグラウンドとして活用(約 9.8ha)されている.
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その国分川調節池の近くに,道の駅いちかわの建設計画が進んでいる. 道の駅は,道路の整備され長距離ドライブが増える中,安心して休憩できる場所として国土交通省と地域の市町村が整備している施設となる.
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24時間無料で使える休憩所と一部の駐車場,地域の観光などの情報発信をを国土交通省(もしくは市町村) が建設し,地域の農産物の販売など施設と一部の駐車場を市町村が建設する. 道の駅は,全国に 1093駅(市町村単独型が内483駅)整備されている. では,どこに建設されるのだろうか...
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千葉県市川市国分6丁目の道の駅いちかわ(予定地).
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道の駅いちかわは,敷地面積約 1万7000m2 に,平屋建ての建物を建設する. 本体建物の建築面積は約 1900m2,総延床面積約1,700m2 となる.
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地元の農家による生鮮野菜や果樹,草花などの農産物販売コーナー,市川市の名産ナシ(梨)を活用した商品,バラをモチーフにした菓子ブランドいちかわバラ物語,海産物加工品などを扱う加工品販売コーナー,カフェテリア,軒下マルシェ(市場)などが設置される.
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施設の費用は,国土交通省の予算を使わない市川市単独事業となり,5億1870万円の予算を計上している.
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オープン時期は明確にしていないが,東京外かく環状道路が開通する2017年度(平成29年度)と合わせるものと思われる.
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バラをモチーフにした菓子ブランドいちかわバラ物語.
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