
2015年は,
下総三山七年祭りの年だ.
七年祭りは,数えで7年ごと,カレンダーで6年ごと(丑年{うし}と未年{ひつじ})に行われる
祭りとなる.


室町時代から 550年以上も続く,千葉県の指定無形民俗文化財にもなっている歴史のある
祭りだ.

七年祭りは,(1)船橋市三山の
二宮神社を中心に,9つの神社が参加する.

祭りは、9月の
小祭と11月の
大祭に分かれておこなう.


11月の
大祭では9つもの神社が参加する.

かつては,大祭の前の日の夜に,二宮神社から昔の鷺沼海岸まで1時間ほど歩いて,アサリを入れた水で手を洗って身を清め,さらにはだかになって海に入って清めていた.

11月の海水はかなり冷たい.

大祭では,開催地となる三山,藤崎,田喜野井の住民は他の神社の世話をするため,地元
二宮神社の
神輿を担ぐことができない.

そのため,9月の
小祭は,
二宮神社だけの
小祭として行われる.

その
小祭が2015年9月12日(土)-9月13日(日)におこなわれた.

9月12日(土)が祭りの安全を祈願する
勢揃い(せいぞろい),9月13日(日)は
神輿をかつぐ
湯立祭(ゆだてさい)を行った.


9月12日(土)の
勢揃い(せいぞろい)では,二宮神社の氏子たちが祭りの安全を祈願し,夜にはお臨時の演芸台で笑い芸人のU字工事やニッチェ,ものまねの坂本冬休みによるステージがおこなわれた.


9月13日(日)の
湯立祭(ゆだてさい)では,
二宮神社の寅待会(とらまちかい)が三山の町内を練り歩いた.