満員電車の通勤ラッシュによる苦痛により,昔から通勤地獄といわれているがいまだに解決できていない. 満員電車に乗らない政治家が多いため,解決できてていないと言う人もいる. 車両故障や人身事故があると,通勤だけで疲れてしまい,仕事も集中できない.
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一部の企業では,夏時間(企業内サマータイム制)を採用して,早朝通勤をうながしているところもある. インターネット通信販売(通販)大手楽天は,品川区から二子玉川(二子新地)に本社を移転(9月)するが,通勤電車のストレスがないことと,適度な運動ができることから,自転車通勤を推奨している. 近くに多摩川サイクリングコースがあることも考慮したものなのだろう.
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片道 20km 程度の距離なら,50分から80分程度で通勤通学ができる. 中には片道 50km を走り込むツワモノもいる. 会社までの自転車通勤でなくても,最寄駅まで自転車を使う自転車通勤者も多い. だが,自転車通勤者数と適度な場所の駐輪場の駐車可能数には,大きなかい離がある.
20151015_ららぽーとTOKYO-BAY_駐輪場_伸縮門扉_0644_DSC0285020151015_ららぽーとTOKYO-BAY_駐輪場_伸縮門扉_0644_DSC02849
船橋市の西船橋駅周辺には,14カ所の市営駐輪場民間駐輪場が多い. だが,人気の第10市営駐輪場には定期利用の申込に 400人(台)近いキャンセル待ちの状態が常時続いている. 南船橋駅周辺は,まだ居住区が多くないことなどから,市営駐輪場に空きがあるようだ.
20151015_ららぽーとTOKYO-BAY_駐輪場_伸縮門扉_0644_DSC0285320151015_ららぽーとTOKYO-BAY_駐輪場_伸縮門扉_0645_DSC02861
しかし,これらの有料駐輪場を使わず,路上への駐輪や近くのショッピングセンターなどの駐輪場へ止める市民も多い. その目的外駐輪対策として,ららぽーと駐輪場の出入り口に伸縮型の門扉を設置した. 以前はチェーンを使ったものだったが,高さがなく自転車を持ち上げれば入ることができていた.
20151015_ららぽーとTOKYO-BAY_駐輪場_伸縮門扉_0645_DSC0285720151015_ららぽーとTOKYO-BAY_駐輪場_伸縮門扉_0645_DSC02858
有料駐輪場を使わない理由はそれぞれだろうが,自宅から最寄駅まで 2km 以上ないと通勤費がでない会社が多いという背景がある. バスや電車などの公共交通機関しか交通手段として認めていないという会社も多い. そもそも 2km 以上という基準も,「マイカー通勤の場合 2km までは全額課税,それ以上が非課税」という制度に起因しているものと思われる. 国や地方自治体として,自転車通勤を促進する動きのあるはあるものの,制度があ追いついていない. 自転車通勤をしない政治家には,考えのおよばない問題なのかもしれない.

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