

▼船橋大神宮.















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この小石は「歯固めの石」なのだ.


生まれたばかりの赤ちゃんは,生後10日くらいから少しずつ離乳食をはじめ,100日目くらいから離乳食完了期に入る.
乳歯が生え始める時期でもある.
そのころに行うのが「歯固め」と呼ばれる儀式で,その時に使うのが歯固めの石となる.
かつては,母乳から離乳食を始める時期でもあったのだろう.


歯固めは,「石のように固くて丈夫な歯が生えてきて,元気に長生きできますに」という願いを込めておこなわれてきた.
箸先を石に触れさせて,その後赤ちゃんの歯茎にあてるだけとなる.
小石は,河原から拾ってきれもよいが,地元の神社の境内から拾ってくることが多い.
もちろん,使用したら返すことが礼儀だ.
石は使用する前に洗浄して煮沸消毒をする.


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