中国人の間では,「日本人はゴミをポイ捨てしない」と語られ,神話のようになっている. 近年,日本への旅行客が多くなり,「神話ではなく,事実だった」,「日本のようになりたい」というコメントが飛び交っている.
▼千葉県船橋市若松にある南船橋保育園の園児が書いた「ゴミを捨てないようにしよう」というポスター.
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一方で,「彼らはゴミを見えないところに捨てているんだろう」,「ゴミを勝手に捨てる人は軽くても30万円(人民元で2.1万元),重ければ5年以下の有期懲役および1000万円(人民元で71万元)という重い懲罰があるからだ」(廃棄物処理法を参考にしている)といった意見もある.
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日本も,1964年の東京オリンピックが開催される前までは,胸をはれるような状況ではなかった. 空は大気汚染で曇り,川や海岸は異臭を放っていた. そして,イタイイタイ病(富山県神通川流域),四日市喘息(三重県四日市市),水俣病(熊本県水俣市 ),第二水俣病(新潟県阿賀野川流域)と,不幸な公害病が発生する. ゴミに対する意識が高まったのは,このような公害問題に始まる.
国道357号(東京湾岸道路)の船橋地区.
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もちろん,「重い懲罰があるから」ポイ捨てが少ないわけではない. 廃棄処理業者ならともかあく,個人がポイ捨てで捕まったという話は聞いたことがない. 日本の学校や家庭での,環境保護教育(ゴミ教育)の成果といっていい. ドイツなどでは,幼稚園からゴミ教育のカリキュラムが組まれている.
国道357号(東京湾岸道路)の船橋地区歩道に捨てられたゴミ.
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自治体によって分別ルールがバラバラであるため,教育しずらいという声もきかれる. たとえば,東京都内では,ゴム長くつ,スニーカー,皮ジャンバー,ビニールホースなどが不燃ゴミ(埋め立て)に対して,市川市では燃えるゴミになる. 焼却炉の機能によって異なるからだ.
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タバコの分煙化で,歩きタバコができなくなったこともあり,大人のポイ捨てもほとんど見られなくなった. だが,日本人のポイ捨てマナーはまだまだのようだ...
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大型トラックから捨てられたゴミだろう. 国道357号(東京湾岸道路)の船橋地区歩道には,車内で食べた弁当殻や空き缶などが捨てられている.
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同じ人が,日常的におこなっているものと思われる.
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