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オリエンタルランド≪T1.4661≫の2015年3月期業績は,2014年にヒットしたアナ雪効果もあり,過去最高の 3137万7000人のゲスト数(入園数)となった.


ただし,宿泊とセットとなるゲスト数は減少している.
また,ゲスト 1人当たりの売上高も減少している.
東京ディズニーランドや東京ディズニーシーなどのテーマパーク事業の売上高が,前期比 0.8% 減で 3876億円,連結経常利益が前期比 1.9% 減で 1104億円, 営業利益が 3.4% 減で 1106億円となった.
消費税 8% 導入が,みやげ物の購入などに大きく影響した.


この,オリエンタルランドがさらに成長していくために,さらなる投資をおこなう.
今後2015年3月期-2024年3月期の10年間に,テーマパーク事業に約 5000億円の投資を実行すると2014年12月に発表した.
東京ディズニーランド(TDL)の総事業費が,約1800億円(32年前), 東京ディズニーシー(TDS)の総事業費が 3350億円(14年前)だったことを考えると,いかに巨額な投資であるかがわかる,


約 5000億円の投資内訳をみると,アトラクションなどの施設(オンステージ)などに約 4000億円,セントラルキッチン(集中調理施設)や物流センター(ロジスティクスセンター),本社(バックステージ)移転などに約 1000億円を使う.
さらに, 約 4000億円の内訳は,新規施設に約 2500億円,現施設の更新(耐震化や老朽化)のために約 1500億円を使う.
これらの投資により,年間3000万人レベルのゲスト(入園数)を維持できるテーマパークへ進化させる.


限られた土地の制約から,玉突きで移転がおこなわれる.
まず,古河物流の物流センター(1990年建設)を2005年2月に土地・建物一括 155億円で買い取っているが,この物流センター(OLC千鳥物流センター)を改築する.
そのために,近くの日本ロジスティクスファンド投資法人が運営する物流施設(浦安千鳥物流センターII)に移転した.


現在,この旧OLC千鳥物流センターの解体が進んでいる.
ここに,セントラルキッチン(集中調理施設)と物流センターを作る予定だ.
その後,東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの間にある,セントラルキッチンを建替えた新しい施設へ移転させる.


さらに,本社機能が入っている本社A館とB館,C館,D館(総務部門)の機能も移転させる.
新本社は,当初舞浜駅北側の空き地に新規に本社ビル建設する予定だったが,新浦安駅前のビジネスビルへの移転に変更された.




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