2014年2月8日夕方から夜にかけて,関東地方でまとまった雪が降り,千葉で観測史上最高の積雪33cmを記録(1966年から観測開始)した.千葉県北西部や房総などでは,積雪が 40-60cm に達した. 東京都千代田区大手町でも,積雪 27cm を記録(観測史上8位)している.
市川市市制施行80周年記念事業として現代産業科学館おこなわれたプロジェクションマッピング.
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JR中央線やJR高崎線では,重いが積もって架線が垂れ下がり,火花で架線が焼き切れてしまった. 停電で暖房が止まった車内で,約6000人が振るえながら一夜を過ごした. 2014年は,この2月の豪雪をはじめ,7月-8月にかけての局所的な集中豪雨,竜巻,降ヒョウ(雹),7月の台風8号(死者3人/負傷者67人)や9月の台風11号(死者1人/負傷者77人),10月の台風19号(死者3人/負傷者94人)などと,記録に残る異常気象が続いた.
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1934年(昭和9年)も,異常な気象の連続だった. 1月の兵庫県但馬地方で大雪(死者18名). 3月の低気圧の暴風(最大瞬間風速39m)による北海道函館の大火(焼死者2166名,凍死者 385人,焼損棟数11105棟). 春から夏にかけての冷害による昭和東北大凶作(40万人以上の農民が餓死線上をさまよったといわれるが死者は不明),7月の北陸地方(加賀地方)での北陸豪雨で手取川が氾濫(死者145人). 9月には瞬間最大風速60m/sを越えた昭和の三大台風のひとつの室戸台風(高知県室戸岬付近に上陸)と,大きな災害が起きた.
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特に室戸台風(911.6hPa)は,死者行方不明者数が 3066人,負傷者1万4994人にもなり,4mを越える高潮が京阪神地方を中心に襲いかかった. 小学校の木造校舎164棟が倒壌,小学生676人が犠牲になった.
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このような時代に,東葛飾郡市川町,八幡町,中山町,国分村が合併して市川市が誕生した. 千葉県内では千葉市,銚子市についで3番目の市制施行であった. その後,大柏村,行徳町,南行徳町を編入している.
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各3町1村の合併の際に,新市名として江東市,東葛市,下総市,北総市,総府市などの候補が挙げられたがまとまらなかった. 総武線秋葉原駅に,「両国・市川・千葉方面」という案内が掲示されていたことと,「縦から読んでも,横から読んでも,どこから読んでも市川市でわかりやすい」という案が出されたものの,もめにもめ半ば強引に市川市に決定した.
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それから80年(2014年),市川市は市制施行80周年という節目の年を迎えた. その市制施行80周年記念事業として,市民納涼花火大会や市民まつりなどを,今まで以上の規模で開催している.
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平成の大合併は,15年ほど前から,総務省により推進をおこなってきた. 全国の市町村数は,1888年(明治21年)には7万以上もあったが,明治の大合併,昭和大合併を経て,平成大合併では、3232市町村(1999年3月31日時点)から,1727市町村(2010年3月31日時点)に激減した.
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千葉県も, 80市町村から 54市町村となった. ほとんどが,地方の市町村の合併となっている. 大都市圏の市町村は,地方の市町村と比較すれば財政状況が良いということもあり,急いで合併する必要性が低いということもある.
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首都東京のベットタウンにもなっている市川市船橋市なども,合併にむけた協議を進めていた. だが,合併特例法が2008年3月末で切れ,その後更新しなかったこともあり,市町村合併支援交付金の制度も無くなっている. 2008年に創設された市町村合併緊急支援事業(補助金)はあるものの,特別な事由がないと使えない.
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そもそも平成大合併の目的は何だったのか. 少子化高齢化の流れの中,合併すれば職員の削減や公共施設の統廃合が進み,自治体の財政が強化されるということだった.
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合併によって,広大な面積の市がいくつも誕生したが,合併前よりもいっそう過疎化が進行し,「周辺部が取り残される」,「住民の声が届きにくくなっている」,「地域の伝統・文化の継承・発展が危うくなる」といった声が出始めている...
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