ドールハウス(人形の家)が最初に作られたのは16世紀初めごろで,ドイツが発祥と言われている.

1558年,現在の南ドイツバイエルン州のアルプレヒト5世公爵が娘のために作らせた
ドールハウスが記録として残っている.


現存する最古の
ドールハウスは,ドイツゲルマニア国立博物館が所蔵するドッケンハウス(1611年制作)だ.

はじめは,ドイツやオランダ,イギリスの王侯貴族が職人に特別注文で作らせていた
ドールハウスだったが,19世紀中ごろになると産業革命の影響で大量生産されるようになり,安価な
ドールハウスが作られるようになった.

ドールハウスは,戦前から日本にも輸入されていたと思われるが,根付くことはなかった.

すでに,日本板ドールハウスともいえる
お雛さまの文化があったためという説もある.


玩具メーカーのエポック社が,人形を動物の一家に置き換えて1985年3月に発売したところ,爆発的なヒットとなった.

それが,
シルバニアファミリーだ.
シルバニアファミリーは,累計約 7800万体が販売された.

発売当初,ウサギ,ネズミ,リス,クマ,タヌキ,モグラ,キツネの9家族40体が発売され,その後ネコ,イヌ,ヒツジに入れ替えがあり9家族63体となっている.


その
シルバニアファミリーが
イオンモール船橋にやってきた...